マップボックス・ジャパンとアドソル日進、地図情報サービスの開発でパートナー契約を締結

マップボックス・ジャパンとアドソル日進、地図情報サービスの開発でパートナー契約を締結

両社のパートナーシップによるシナジー効果

マップボックス・ジャパン合同会社とアドソル日進株式会社は7月29日、地図によるDXの推進およびその市場拡大を図る目的でパートナー契約を締結したと発表した。

このパートナーシップに基づき、アドソル日進はValue Added Resellerとしてマップボックス社の地図開発プラットフォーム「Mapbox」を活用して地図情報サービスの開発受託業務を⾏う。アドソル日進が強みを持つ製造業界やエネルギー業界を足がかりとしてほかの業界へも幅広く展開し、3年後に100社への導入を目指す。さらに、業界特有のソリューションパッケージなどの共同開発も行う予定としている。

アドソル日進はMapboxを用いることで地図情報サービスの用途を開拓し、ユーザー各社の地図によるDXの推進と市場拡大を目指している。具体的には、製造業界やエネルギー業界に対して工場内の動線の可視化や最適なラストワンマイル配送、送電網の可視化や発電所内の危険箇所マッピングなどを提案し、企業競争力の強化や意思決定の迅速化に貢献していく計画としている。

マップボックス・ジャパンのDouglas Chuchro氏は29日にオンラインで開催された「SoftBank World 2022」に登壇して今回のパートナーシップ契約について発表し、「アドソル日進様は地理情報システムを中心としたDXとシステムインテグレーションを専門としています。Mapboxのカスタマイズ性の高い開発プラットフォームとアドソル日進様の地理空間情報における専門性を組み合わせることで、共通のお客様に対してより良いサービスを提供していきます」と語った。

発表資料
https://www.adniss.jp/news/2022/07/mapbox-0729.html