国土地理院、東日本大震災関連の7基を含む46基の自然災害伝承碑を追加公開

国土地理院、東日本大震災関連の7基を含む46基の自然災害伝承碑を追加公開

公開中の自然災害伝承碑(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は29日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに19市区町村46基を追加公開した。

自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。

今回、追加公開したのは、宮城県仙台市、岩沼市、埼玉県飯能市、鴻巣市、千葉県山武市、神奈川県藤沢市、茅ヶ崎市、伊勢原市、新潟県三条市、長野県上田市、愛知県半田市、蒲郡市、大口町、滋賀県栗東市、甲賀市、野洲市、兵庫県尼崎市、広島県廿日市市、山口県萩市など19市区町村46基で、東日本大震災関連の慰霊碑などが含まれている。今回の追加により、公開数は全国399市区町村1345基となった。

自然災害伝承碑
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html