ナビタイム、ドラレコアプリ「AiRCAM」に画像解析で自車位置測位の精度を向上させる機能を追加

株式会社ナビタイムジャパンは25日、Android向けドライブレコーダーアプリ「AiRCAM（エアカム）」にて、撮影しているドライブレコーダー映像をAIでリアルタイムに解析して走行場所を推定し、自車位置測位の精度を向上させる機能を追加した。

同アプリは、AIおよびARを活用したドライブレコーダーアプリで、一時停止や急カーブ、踏切、オービスの位置などを、走行中のドライブレコーダー画面上にARで表示してドライバーに注意喚起する機能を搭載する。このとき適切なタイミングで表示をするためには、正確な自車位置測位が必要となるが、カーナビアプリとは異なりルートマッチング（自車位置を地図上のルートに沿って補正する技術）が働かず、カーナビによるナビゲーションに比べて自車位置の精度が落ちてしまうことが課題となっていた。

今回の機能強化により、画像から位置を測定するVPS（Visual Positioning System）技術を活用して、撮影中の周囲の風景が高速道路か一般道かなどをAIでリアルタイムに解析することにより、自車位置測位の精度を向上させた。高架上の高速道路とその下の一般道など、地図上で重なり合った道路などでも、現在走行中の道路を正確に判定可能となり、最適な自車位置表示およびARナビゲーションを行えるようになった。

AiRCAM
https://products.navitime.co.jp/service/aircam/aircam_android_sp.html