トムトム、自動車向けデジタルコックピットソフトウェアのオープンプラットフォーム「TomTom IndiGO」を発表

TomTom(トムトム)は12月3日、自動車メーカー向けデジタルコックピットソフトウェアのオープンプラットフォーム「TomTom IndiGO」を発表した。
同プラットフォームは、Android Automotive OS(AAOS)上で動作するソフトウェアで、ソフトウェアやアプリ、サービス、プラグインなどをワイヤレスで更新・拡張できる。車両内のすべてのディスプレイを共通のユーザーインターフェイスに統合し、温度調整やオーディオシステム、車両システム設定、各種アプリケーションやサービスなどへアクセス可能となる。音声操作やタッチ操作にも対応している。
また、車両センサーを含む車載システムと統合することで、先進運転支援システム(ADAS)と連携した情報の表示やEV(電気自動車)航続距離予測の算出、急速充電のプリコンディショニングなども可能となる。
スマートフォンと連携してカレンダーを同期し、次の予定へ案内できるほか、メッセージを送付したり、さまざまなエンターテインメントを楽しんだりすることも可能。また、同社のナビゲーションスイート「Navigationfor Automotive and Electric Vehicle」に対応し、最新の経路や地図を検索したり、EVの航続距離や経路情報を利用したりすることもできる。
TomTom IndiGO
https://www.tomtom.com/products/indigo/
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