国土地理院、北海道胆振東部地震関係の1基を含む48基の自然災害伝承碑を公開

公開中の自然災害伝承碑
国土地理院は10月15日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに15市区町村48基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回公開したのは、北海道厚真町、宮城県気仙沼市、宮城県女川町、秋田県東成瀬村、群馬県高崎市、東京都青梅市、新潟県糸魚川市、長野県小諸市、長野県辰野町、長野県阿智村、長野県大桑村、愛知県半田市、広島県広島市、広島県府中町、宮崎県延岡市など15市町村48基で、平成30年北海道胆振東部地震関係の1基が含まれている。今回の追加により公開数は全国331市区町村1105基となった。
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