ウェザーニューズ、1kmメッシュの「熱中症情報API」を提供開始
熱中症情報API
株式会社ウェザーニューズは、「WxTech(ウェザーテック)サービス」より、1kmメッシュの「熱中症情報 API」を提供開始した。
同APIは、1kmメッシュの暑さ指数(WBGT)をもとに独自に算出した高解像度の熱中症危険度情報で、72時間先までの1時間ごとの熱中症リスクを「注意」「警戒」「厳重警戒」「運動中止」の4段階で提供する。
一般的な熱中症情報は、一年中全国一律の基準でWBGTの値からランク分けしており、時期やエリアによる熱中症の発生傾向の違いは考慮されていないが、同じ気温でも時期体が暑さに慣れてきた夏と、梅雨や東北と関東など住んでいるエリアの違いによって熱中症のなりやすさが異なる。
そこで同サービスでは、過去の熱中症搬送者数とWBGTとの関係を分析した結果から、時期やエリアを考慮した新しい熱中症危険度を提供する。クラウドを経由してAPIなどでデータを提供するため、企業システムとの連携が容易で、数地点から全国約38万地点まで、必要な地点の緯度経度を設定しておくことで任意のタイミングでデータを自動取得できる。取得データは熱中症への注意喚起や関連商品の販売促進など、さまざまな用途に活用できる。
さらに、天気アプリ「ウェザーニュース」では、1km メッシュの熱中症情報と連動した広告「天気連動広告」を配信することが可能。高解像度気象データとアプリのユーザーの位置情報とアプリの利用情報を分析したユーザーインサイトをもとに、現在地の気象状況に応じた広告を「ウェザーニュース」内で自動配信できるサービスで、熱中症のリスクが高いエリアに配信先を限定して、リスクが高まる時間帯に広告出稿することが可能となる。
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