ウェザーニューズ、データ分析に特化したクラウド型の気象データウェアハウスを提供開始

ウェザーニューズ、データ分析に特化したクラウド型の気象データウェアハウスを提供開始

1kmメッシュの体感温度

株式会社ウェザーニューズは22日、「WxTech(ウェザーテック)」の新サービスとして、分析に特化した 過去天気データのクラウド型気象データウェアハウスサービスを提供開始した。

同サービスは、1kmメッシュの高解像度な全11要素(天気、気温、降水量、湿度、風速、風向、気圧、日射量、日照時間、体感温度、体感指数)の過去天気データを、最大で全国約38万地点分共有するクラウドサービス。企業のクラウド環境から必要な地点や時間の気象データを自由に取得ですることが可能で、データの抽出や加工に時間を要さず、タイムリーな分析や判断が可能となる。

これにより、流通小売業におけるAIを用いた需要予測システムの構築や、家電や自動車メーカーにおける新製品の試験・開発、食品・衣料品メーカーによるマーケティング分析、不動産・建築業者や小売メーカーによる周辺環境シミュレーションなどの用途が見込まれている。

すでに4月より大手自動車メーカーで活用が始まっており、自動運転車のハンドルやカメラなどのデータと過去天気データを組み合わせて試験することにより、走行技術やセンシング技術の向上が期待されている。

発表資料
https://jp.weathernews.com/news/35652/
「WxTech」データラインナップ
https://wxtech.weathernews.com/services.html