楽しいチリビジ、人口統計データ「未来統計」の2021年版を発売
東京湾岸エリアの推計人口の変化マップ
株式会社楽しいチリビジは、人口統計データ「未来統計」の2021年版を2月17日に発売した。
「未来統計」は、現在確立された人口推計手法であるコーホート法と、人口変動要因となる地域開発情報(マンション分譲情報、大規模開発情報)を活用して、未来の男女別・年齢別の人口値を町丁字単位およびメッシュ単位で求めた人口統計データ。
国勢調査などの統計データが時間を経た過去の情報であるのに対して、「未来統計」はビジネスの展開を予定している将来の推計統計値を活用できる。コーホート法による推計を下敷きにした上で、すでに実施が決まっている土地区画整理事業や分譲開始予定のマンション情報など確定的な人口変動要因を組み込んだ推計を行うことにより、高い推計精度を実現している。
対象年度は2045年までで、2021年から2025年間までの5年間と、2030年、2035年、2040年、2045年の各年の推計値を収録している。分譲マンション情報は2019年12月分まで、区画整理事業は2020年3月分まで収録したデータベースをもとに推計処理を行っており、ここ1年に判明した最新の開発計画を使用して推計を行っている。
製品パッケージは、「標準版」および「5歳階級版」の2種類を用意しており、データ提供エリアは日本全国で、都道府県単位で提供する。データの構成痰は町丁字等および地域標準メッシュ(4次メッシュ)で、提供フォーマットはcsv形式またはMapInfo形式となる。
また、「未来統計」を基幹データとして利用したオンラインサービス「未来商圏レポート」も提供しており、専用システムを導入することなく将来の商圏レポートを出力可能で、誰でも簡単に活用できる。
株式会社楽しいチリビジ
https://chiri.biz/miraitoukei
-
前の記事
クロスロケーションズ、位置情報ビッグデータをもとに屋外広告の視聴状況を分析するサービスを提供開始 2021.02.16
-
次の記事
NAVITIME、複数の目的地までのルートを一覧表示して比較できる機能を提供開始 2021.02.18