インフォマティクス、屋内ナビのクラウドサービス「Mappedin」を提供開始

Mappedin
株式会社インフォマティクスは、カナダのMappedin社が提供する施設内・屋内ナビゲーションのクラウドサービス「Mappedin(マップトイン)」の代理販売を開始すると発表した。
同サービスは、施設のCADデータを3Dグラフィックに変換し、施設のウェブサイトや施設内サイネージにて、施設利用者に対して店舗やトイレ、商品棚など目的地までのナビゲーションを提供するサービス。
ナビゲーションマップは屋内図面を簡易的な3Dグラフィックに変換し、ウェブに表示するために必要なコードを発行する。顧客はこのコードを自社のウェブサイトに組み込むだけですぐに利用可能となる。ナビゲーションはブラウザ上で表示するので、特別なツールをインストールすることなく、画面移動やズーム、回転を行える。複数階の構造物にも対応し、 歩行者用と車いす利用者用の最短経路を別々に表示することもできる。施設にて独自のスマートフォンアプリを提供している場合は、専用のSDKを利用することでアプリ内にも組み込める。
ナビゲーションは、施設利用者がいる場所の近隣の店舗や施設名を検索し、さらに目的地を検索することで表示される。また、iPhone利用者の場合は、Wi-Fiの利用が可能な施設であれば、 iPhone上でMappedinの施設案内図やナビゲーションのルート表示に重ねる形で現在位置表示を行うこともできる。なお、Android端末は別途開発が必要となる。
テナントの入れ替えや改装などの変更も、デジタル地図上に即時反映することが可能で、テナントが変わるたびに案内板を書き換えたり、紙の館内マップを印刷し直したりすることが不要となる。管理画面では、店舗検索結果に基づいて訪問者の施設内の行動分析も行える。
Mappedin専用サイト
https://informatix.co.jp/mappedin/
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