ポラール、栄養補給タイミングの通知機能を搭載するGPSウォッチ「Polar Grit X」を発売

ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社は、GPSを搭載したアウトドア向けマルチスポーツウォッチ「Polar Grit X」を6月4日に発売すると発表した。

同製品は、トレイルランニングやマウンテンバイクなど、アウトドアで長時間スポーツを楽しむユーザーに向けたGPSウォッチ。重量は64gで、トレーニング時にGPSや心拍計測などの全機能を使用する場合は最大40時間、省電力設定の場合は最大100時間の連続使用が可能だ。

トレーニング中の心拍数の状況に応じて適切なタイミングでエネルギー補給のアラートを通知する新機能「FuelWise」を搭載。水分補給についても、トレーニング中に摂取が必要な総水分量を事前に確認することが可能で、設定した時間ごとにアラートで通知される。これにより、エネルギー不足による低血糖状態になるハンガーノックや脱水症状を予防することができる。

また、アップヒル（上り）、ダウンヒル（下り）などの道の状況を内蔵の気圧計で自動判別し、上りと下りのセクションごとにスピードや距離などを表示できる新機能「Hill Splitter」を搭載しており、「上り区間のみのスピード」など、トレーニングに必要なデータを抽出して見ることができる。

このほか、ドイツのkomoot社が提供するルート作成アプリ「komoot」（一部有料）と連携したナビゲーション機能「ルートガイダンス」を搭載する。komootで作成したルート情報（GPX、TCXファイル）をGrit Xと同期することで利用可能で、進路変更ごとに「何メートル先を左折」など次の進路変更までの距離と曲がる方向が表示される。コンパス機能も搭載しており、登山時に紙の地図などで再確認する際に利用できる。また、スマートフォンとの連動により、天気予報も表示できる。

カラーはブラック、ホワイト、グリーンの3色。交換ベルトはシリコン製の標準カラーのほかに、ウーブン製や革製も同時に発売する。

ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社
価格：59,800円（税別）
https://www.polar.com/ja/grit-x