ブルームバーグ、新型コロナウイルス感染症の発生を追跡するマッピングツールを提供開始

ブルームバーグ、新型コロナウイルス感染症の発生を追跡するマッピングツールを提供開始

アメリカでの死者数の1日の推移を表すヒートマップ

ブルームバーグ・エル・ピーは、新型コロナウイルス感染症の発生を追跡するマッピングツール「MAP VIRUS」を発表した。

同ツールは、リサーチアナリストが新型コロナウイルスの影響を定量化できるマッピングツールで、ポートフォリオマネージャーやトレーダーが必要とする新型コロナウイルスの企業への影響について情報を収集することが可能となる。

同ツールは空間の情報や相対的位置を表示する同社のマッピング・アプリケーション「BMAP <GO>」 機能の一部で、法人向けソリューション「ブルームバーグターミナル」上で使用できる。米ジョンズ・ホプキンズ大学や世界保健機関(WHO)、通信社、上場企業情報、政府のウェブサイトなどさまざまな情報源からデータを収集できる。

ユーザーは特定の企業や企業グループを検索することが可能で、工場や小売店、エネルギー資産などの有形資産情報、新型コロナ関連の主要ニュース一覧、市場実績、指数データなどの情報を収集できる。

同ツールは新型コロナウイルス感染症発生後の全履歴を含んでおり、時系列分析も行える。特定のデータを時系列軸でクリックし、選択された日にち以降の統計データをマップビュー上で見ることができる。

地域ごとの新型コロナウイルス感染症発生状況にサプライチェーン分析による工場所在地をレイヤリング

ブルームバーグ・エル・ピー
https://about.bloomberg.co.jp/