京セラ、屋内でのトラッキングも可能な「ビーコン対応GPSトラッカー」を発売

京セラ、屋内でのトラッキングも可能な「ビーコン対応GPSトラッカー」を発売

ビーコン対応GPSトラッカー

京セラ株式会社は、IoT位置情報デバイス「ビーコン対応GPSトラッカー」を4月に発売すると発表した。

同製品は、GNSS測位(GPS、GLONASS、みちびき)に加えて、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンも内蔵するトラッカーで、衛星測位を利用できない屋内でもトラッキングが可能となっている。データ通信にはLPWA通信規格のひとつであるLTE-Mに対応している。サイズは86×51×16mm、重量は約78g。対応ビーコンはiBeacon。

ビーコン情報を検知した際に、検知し続ける限り定期的に通知することが可能なため、1カ所に滞在していることや、ゲートを通過したことなど、動きを把握できる。

防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP5X)・耐衝撃性能(MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IV相当)を備えており、雨で濡れる場所や、ホコリの多い場所での利用も可能。外装にはオプションの取り付けを想定して溝や凹部が設けられており、利用場所に合わせて端末を固定したり、外観や操作性を変更したりと、多様なオプションに対応できる。

同製品を使用することにより、子どもの通学・通塾の見守りや、 荷役作業の効率化などに活用できる。なお、同製品はNTT西日本の自治体向け新サービス「児童みまもり情報配信ソリューション」において、見守り端末として採用されている。

京セラ株式会社
https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/iot/products/gps_tracker.html