国土地理院、「地理院地図」にて新たに24基の自然災害伝承碑を公開

国土地理院、「地理院地図」にて新たに24基の自然災害伝承碑を公開

慰霊と復興のモニュメント・1.17希望の灯り(兵庫県神戸市) 出典:国土地理院ウェブサイト

国土地理院は、ウェブ地図サービス「地理院地図」にて、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)関連を含めて新たに24基の「自然災害伝承碑」を公開した。

自然災害伝承碑は、過去の災害関する情報や教訓などを後世に伝える石碑やモニュメントで、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目指して地図に掲載している。

今回、阪神・淡路大震災関連の自然災害伝承碑として、すでに公開していた兵庫県神戸市の3基に加え、新たに5基(明石市2基、西宮市2基、宝塚市1基)を公開した。

このほかの都道府県についても、岩手県で起きた昭和三陸地震や関東大震災、高知県で起きた安政南海地震および大正9年水害、昭和南海地震など、計24基が追加された。今回の追加公開により、地理院地図における自然災害伝承碑の公開数は45都道府県139市区町村の416基となっている。

発表資料
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri200115_00005.html