技研商事インターナショナル、複数店舗を俯瞰的に評価できる「複数店舗レポート」を提供開始

技研商事インターナショナル株式会社は、店舗周辺エリアの統計データや自社データに基づいて複数店舗を俯瞰的に評価できる「複数店舗レポート」機能を6月に提供開始すると発表した。
同機能は、同社が提供するGIS(地理情報システム)の「MarketAnalyzer 5」のオプション機能で、従来はExcelレポート機能(単一店舗分析向け)では難しかった複数店舗の比較・分析を容易に行えるようになる。売上だけでなくエリアごとの需要に基づいた多角的な店舗評価を、専門的な分析スキルがない人でも行えるようになり、新規出店の基準策定などにも活用できる。
複数店舗レポートは、店舗に紐付く属性値と基礎統計(3つの人口/商業統計)を集計した「店舗属性・基礎時計」、店舗に紐付く性年代別の夜間人口を集計した「性年代別夜間人口」、店舗に紐付く性年代別の昼間人口を集計した「性年代別昼間人口」、店舗属性・基礎統計シートで「散布図表示チェック(○)」をつけた店舗を対象とした「散布図」、散布図シートの四象限から一つ選択してさらに深堀りができる「散布図(象限抽出)」の5つのシートで構成される。各シートには、複数店舗の俯瞰的把握を可視化したグラフ「箱ひげ図」も掲載している。
ユーザーはExcelでマクロ等の設定を組む手間がなく、MarketAnalyzer 5上で簡単な設定をするだけで複数店舗を俯瞰した高度な分析を行える。
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