国土交通省、実証実験の紹介や課題解決アイデアの募集を行う「地理空間情報課ラボ」を提供開始
地理空間情報課ラボ
国土交通省は11月22日、地理空間情報に関するアイデアの拾い上げや産学官のコミュニケーションを行うことを目的としたウェブサイト「地理空間情報課ラボ」を開設した。
同サイトでは、地理空間情報課が行っている実証実験などの取り組みについて担当職員が情報発信を行い、アイデアやコメントを募集することにより双方向のコミュニケーションを図る。
また、データ連携に関する課題解決のアイデアを募集する企画「GeoSynergy Linkage Hub」も実施する。地理空間情報は位置情報の付与方法やデータ形式などが多様であり、情報の連携が困難なため、地理空間情報課ではデータ連携環境の構築に取り組んでおり、研究者やエンジニア、データサイエンティスト、愛好家などのアイデアを政策に活かすため、同企画により課題解決のアイデアを募集する。
優れたアイデアについては地理空間情報課ラボが認定し、地理空間情報課が構築するデータ連携環境に採用する場合もある。現在募集中のアイデアとしては、不動産情報ライブラリやデータ連携手法、不動産登記ベースレジストリ、建物へのIDの付番などの“お題”が掲載されている。今年度はプレ実証として、2024年12月までと、2025年1月までの2回にわたって募集を予定している。
地理空間情報課ラボ
https://www.mlit-gis-lab.jp/
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