内閣府、スマートシティ活用の指針をまとめた「スマートシティ・リファレンスアーキテクチャ」の別冊を公開
「地理空間データ連携基盤」の冊子
内閣府は9月17日、スマートシティの構築や活用の指針となる資料「スマートシティ・リファレンスアーキテクチャ」の別冊として、「地理空間データ連携基盤」の冊子を内閣府のスマートシティのウェブサイトにて公開した。
同書は株式会社Geoloniaが執筆したもので、スマートシティを構築する上で都市OSとGIS(地理情報システム)を連携させる重要性が高まっている中、防災や福祉、都市政策など分野・サービスごとに個別の地図が作成・利用されていることから、分野を横断した地理空間情報の利用を可能とするためにデータ仕様を明らかにして、データ作成者と利用者の双方が地理空間データを正しく理解できるようにすることを目的としている。
内容としては、Geoloniaが官公庁や地方自治体向けに開発・提供している地理空間データ連携基盤のアーキテクチャや機能、データ連携の方法、ツールについて解説しており、市民や自治体職員によるアプリケーションの利用が進んでいる高松市の事例や、自治体が地理空間データ連携基盤を導入する上で参考となる仕様書案も含まれている。
発表資料
https://www.geolonia.com/archives/5334/
内閣府「スマートシティ」ウェブサイト
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/smartcity/index.html
地理空間データ連携基盤
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/smartcity/scra-geospatialdata.pdf
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