Hacobu、企業間で物流データを共有する「物流ビッグデータラボ」を創設
株式会社Hacobu(ハコブ)は8月23日、企業間で物流データを共有する「物流ビッグデータラボ」を創設すると発表した。
物流ビッグデータラボは、物流においてサプライヤーやメーカー、卸し、小売りなどから得られた入出荷データや車両の動態データ、配送データなどのビッグデータをプラットフォームに集約し、個々の企業や業界の垣根を越えて物流の社会課題解決を目指す取り組みで、第1回はアスクル株式会社、キリンビバレッジ株式会社、株式会社スギ薬局、日本製紙株式会社、YKK AP株式会社が参画する。
集約したビッグデータを企業間で共有・分析することによって共同輸配送の実現や物流の効率化などを目指しており、カーボンニュートラルの実現やドライバー不足の解決にもつなげることで持続可能な物流インフラの構築を目指している。
初年度は、物流ビッグデータをもとにした共同輸配送の実例創出に取り組み、より多くのルートで共同輸配送を実現するためにデータ拡充と継続性を両立する仕組みを議論・検証する予定で、中長期的には参画企業の拡大と多様な業界からの参加促進を図り、自動運転時代を見据えたデータ活用基盤の構築を進める方針としている。
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