ナビタイムの「NAVITIME WebNAVI」、発話内容の拡充によりウェブ上でアプリのような音声ナビが可能に

株式会社ナビタイムジャパンは4月19日、ウェブブラウザ上で音声ナビゲーションを実現する法人向けサービス「NAVITIME WebNAVI」にて音声案内の発話内容を大幅に拡充し、より詳細な音声ナビゲーションが可能になったと発表した。

NAVITIME WebNAVIは、HTML5で動作するクラウドベースのサービス。音声案内付きナビゲーション機能を顧客のサービス内に導入することが可能で、アプリのように専用の開発技術がなくても簡単にウェブブラウザ上でナビゲーション機能を提供できる。ただし、従来は音声ナビゲーションにおいて複雑な発話内容をウェブ上でアプリのように高速で処理することが難しく、音声発話の内容が「右に曲がります」のように簡易な案内となってしまうという課題があった。

今回の措置により、ウェブブラウザ上でも発話内容をリアルタイムかつ高速に処理できるようになり、「およそ1km先、大橋JCT、左方向、東北道・湾岸線方面です」のように交差点やジャンクションなどの具体的な名称や、「この先、5km以上道なりです。」のような複雑な内容の音声案内が可能となり、ウェブ上で動作するナビゲーションでありながら、アプリとほぼ同等の音声ナビゲーションを実現した。

NAVITIME WebNAVI
https://api-sdk.navitime.co.jp/webnavi/