ジオテクノロジーズ、ポイ活アプリ「トリマ」ユーザー向けに広告運用できる新ソリューションを提供開始

ジオテクノロジーズ株式会社は11月30日、移動することで報酬を獲得できるポイ活アプリ「トリマ」のユーザーに向けて広告運用を行えるソリューション「トリマ広告」を提供開始した。

同ソリューションは、トリマのユーザーに向けてダイレクトに広告運用を行えるマーケティングソリューション。トリマで収集された性別や職業、行動日時、家族構成、個人・世帯年収、通勤／通学の移動手段まで分類することが可能で、同社が提供する人流分析やリサーチによる事前調査と効果計測を組み合わせることにより、企業のマーケティング施策をワンストップで行える。

トリマ広告では、以下の4種類の広告メニューを用意している。

■トリマ広告ダイレクト
これまで「トリマクーポン」として提供してきたメニューで、アプリ内でお知らせやクーポンなどの情報を配信できる。ユーザーの居住地や勤務地のエリアを地図から選択可能で、属性によるターゲティングや、近隣の居住者・勤務者など特定ユーザーへダイレクトにリーチできる。

■トリマ広告ジオプッシュ
店舗や最寄り駅などを中心としたエリアにジオフェンス（仮想的な境界線）を設定し、ユーザーの居場所を検知してリアルタイムにプッシュ通知広告を配信できる。観光客へ向けた広告などに利用可能。

■トリマ広告プレミアム
アプリ内の動画広告枠やバナー広告枠に広告を配信できる。バナー広告、レクタングル広告、リワード動画広告、カスタマイズタンク、オリジナル着せ替えなど豊富な広告枠を用意しており、複数の広告枠を組み合わせてメディアジャックを行うことも可能。

■トリマ広告アンケート
アプリのアンケート内でプロモーションを行うことで商品やサービスへの興味を喚起できる。住所や属性情報だけでなく、来訪歴や滞在歴などをもとにアンケートモニターを抽出し、アンケートで商品やサービスのメリットを訴求することでモニターに興味関心を促して広告商材やサービスサイトに誘導できる。

11月30日に都内で開催された報道向け発表会にて、ジオテクノロジーズのチーフマーケティングオフィサーを務める執行役員を務める豊田俊作氏は、「位置情報をベースとした人流分析やリサーチを行うことで、どういった人に対してどのような施策を打つとプロモーションや広告の効果が最大化されるかを導き出すことができます」と語った。

同社はトリマ広告のリリースにともなって、広告代理店やビジネスパートナーに向けた新たな制度として「代理店プログラム」を開始する。同プログラムでは、パートナー向けの特別価格の設定やサポートプログラム、ジョイントマーケティング活動、製品勉強会・営業勉強会の開催などを行う。

また、トリマ広告の提供開始を記念してキャンペーンも実施する。トリマ広告ダイレクトについては、2023年1月31日までの期間に新規に申し込んだ顧客を対象に初月10,000円分の広告費が無料となるキャンペーンを実施。トリマ広告ジオプッシュ、トリマ広告プレミアム、トリマ広告アンケート、トリマリサーチ、人流分析などのサービスについては、2022年12月31日までに新規に申し込んだ顧客を対象に定価の50％となるキャンペーンを実施する。

トリマ広告
https://www.ads.trip-mile.com/