宮城県の「ミヤギタビマップ」、ボールドライトの観光プラットフォーム「プラチナマップ」で混雑状況を可視化

宮城県の「ミヤギタビマップ」、ボールドライトの観光プラットフォーム「プラチナマップ」で混雑状況を可視化

ボールドライト株式会社は11月18日、宮城県が10月27日に公開したウェブサービス「ミヤギタビマップ」に、同社が提供する観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」が採用されていることを発表した。

「ミヤギタビマップ」は、宮城県内で観光客が集中して発生する混雑を避けることを目的としたサービスで、駐車場や観光スポットのリアルタイムの混雑状況および観光情報を確認できる。デジタルマップで観光エリア全体を俯瞰して、各施設の混雑状況と観光情報を同時に確認できるようにすることで、近隣施設への周遊を促して観光消費額やリピート率の向上を図る。

混雑情報の取得は、各施設のスタッフの操作で混雑情報を配信できる専用アプリ「プラチナマップコネクト」に加えて、無人施設や屋外施設においても混雑情報を把握できるように、複数のAIカメラやセンサーと連携した。複数のシステムから取得した屋外駐車場や景勝地、観光施設、飲食店など各施設の混雑情報を、「空きあり」「やや混雑」「混雑」「大混雑」「満車」「営業時間外」のいずれかに置き換えてマップ上に反映する。

AIカメラを設置した観光施設では、映った人にリアルタイムに青いマスキングを施して映像配信する。これにより、プライバシーに配慮しながらも、今どれくらい人がいるかを直感的に把握することが可能となった。また、観光施設だけでなく、道路の混雑状況を確認することも可能で、観光地の周遊バスの現在地や時刻表もマップ上で確認できる。

ミヤギタビマップ
https://miyagi-tabimap.jp/