ヤマップと岩手県警、アプリからの登山届提出と捜索隊員の追跡システムで協定
登山届の提出機能
株式会社ヤマップと岩手県警察は7月25日、スマホアプリを使った登山届の提出と捜索隊員トラッキングシステムに関する協定を締結した。
ヤマップが提供する登山地図アプリ「YAMAP」では、家族などに共有できる登山計画の作成・提出機能を搭載している。今回の協定により、YAMAPに登山計画を提出すると、岩手県警察へも正式な登山届として同時に提出できるようになる。これにより、登山届ポストがない里山や低山でも計画を提出することが可能だ。
登山者は別に登山計画書を記入・郵送・投函する手間が省けて利便性が向上するとともに、岩手県警察は登山届の提出数の向上が見込まれ、遭難が発生した場合でも救助に有用な登山計画情報を早く把握することが可能となり、救助の迅速化が期待される。
また、捜索隊員トラッキングシステムは、ヤマップが保有するオフラインでも位置情報がわかる仕組みを活用したもので、捜索隊員がどこで活動しているかを可視化し、捜索本部が一見管理できる。これにより隊員の動きを可視化して安全を確保し、二次災害を防ぐことができる。
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