「地図マピオン」iOS版がリニューアル、紙地図に近いデザインで情報量が大幅増

「地図マピオン」iOS版がリニューアル、紙地図に近いデザインで情報量が大幅増

株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)は、地図アプリ「地図マピオン」iOS版の標準(デフォルト)地図のデザインを、6月3日の「測量の日」に合わせてリニューアルすると発表した。

今回のリニューアルでは、中縮尺時のスーパーやホテルなどの地図上のアイコンや建物・施設名を大幅に増やし、アイコンは約4割を見直して「スーパー」や「ボウリング場」など38種類を追加・変更する。一方、建物名表記は、情報が密集した地域でも建物名の文字の折り返しなどを調整することで判読性や視認性が保たれるようにする。

さらに、中縮尺時でも市区町村境が分かるようにして、これまで大縮尺までズームしないと出てこなかった市区町村の色の塗り分けや協会、等高線なども中縮尺時で表示できるようにする。

また、トンネルのデザインも変更し、従来は道路の上にトンネルの表現を重ねる形で表記していたが、リニューアル後はトンネル単独の表現として点線を採用し、高速道路や一般道など通常の道路との差別化を図る。

リニューアルのヒントとなったのは、背景地図として切り替えられるラスタータイル形式の「旧デザイン」地図で、紙の地図のような質感で根強い人気があったことから、今回のリニューアルではベクタータイル形式による高速表示はそのままに、紙の地図のようなデザインと豊富な情報量をさらに追求した。

トンネルの表現に点線を採用

地図マピオン
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