地理院地図が「地形分類」詳細版の整備範囲を拡大、広域版と地域版も新たに公開

地理院地図が「地形分類」詳細版の整備範囲を拡大、広域版と地域版も新たに公開

ベクトルタイル「地形分類」地域版(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は、ウェブ地図サービス「地理院地図」で地図上をクリックすると主要な地形がわかるベクトルタイル「地形分類」の整備範囲を一部拡大するとともに、より広域的な地形分類を提供する「広域版」および「地域版」を新たに公開した。

「地形分類」は、地理院地図上で表示できるベクトルタイルで、色分けで分類されている地形をクリックすると、その地形の成り立ちと災害リスクがポップアップで表示される。公的機関による防災対策・開発計画などへの利用や、学校での防災教育などに活用できる。

これまでは細かい地形分類が表示される「詳細版」を主要な平野部について公開していたが、今回から整備範囲を一部拡大した。また、全国の大分類地形を網羅した「広域版」と、全国の中分類地形を網羅した「地域版」も今回初めて公開した。

ベクトルタイル「地形分類」のウェブサイト
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/lfc_index.html