Apple、UWB対応の紛失防止デバイス「AirTag」を30日に発売
- 2021.04.21
- ニュース
- クラウドトラッキング, 防犯

AirTag
Appleは21日、UWB(Ultra Wideband:超広帯域無線)およびBlutooth対応の紛失防止デバイス「AirTag」を4月30日に発売すると発表した。
同製品は、あらかじめ持ち物に取り付けることで、紛失した場合にAppleの「探す」アプリケーションを使って追跡・発見できるデバイス。ハンドバッグや鍵、バックパックなどさまざまなものに取り付けられる。価格は1個の場合は3,800円(税込)、4個セットで12,800円。
本体は丸い形状でステンレススチールを採用し、P67等級の防水・防塵仕様となっている。紛失時に見つけやすくするために音を鳴らすためのスピーカーも搭載している。バッテリーはユーザーにより簡単に交換することが可能で、iPhoneに近付けるだけで接続される。
注文時には、テキストや31種類の絵文字を選んで無料の刻印を入れられる。また、ポリウレタンループやレザーループ、レザーキーリングなどのアクセサリも用意している。AirTagが設定されると「探す」アプリケーションの「持ち物を探す」タブに表示され、持ち物の現在位置や最後に確認された場所がマップ上に表示される。
AirTagにはAppleが設計したU1チップが搭載されており、UWBの通信機能を使うことで、iPhone 11とiPhone 12のユーザーはAirTagが範囲内にある場合に距離と方向を正確に特定可能となる。また、AirTagがBluetooth圏外にある場合は、Apple製デバイスの「探す」ネットワークを利用したクラウドトラッキングによりAirTagのBluetooth信号を検知して位置情報が持ち主に中継される。「探す」ネットワークによってAirTagが発見された場合に通知を受け取ることもできる。
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