YAMAP、コースタイムを自動計算できる「登山計画機能」と現地情報を共有できる「フィールドメモ機能」を提供開始
株式会社ヤマップは、登山アプリ/ウェブサービスの「YAMAP」の新機能として、コースタイムが自動計算される新しい登山計画機能と、現地情報を地図上で共有できる「フィールドメモ機能」を提供開始した。いずれもYAMAPが提供するすべての地図(約21,000座)に適用される。
新しくなった登山計画機能では、コースタイムを自ら計算して手動で入力していく手間がなくなり、スタート地点と次のポイントを選ぶだけでコースタイムが自動的に計算されるようになった。遠い目的地を選んでも、たどり着くまでに必要な経路が自動的に探索されて、所要時間とともに表示される。時間は歩くペースに応じて早めたり遅らせたりと、コースタイムの倍率を変更することもできる。
フィールドメモ機能は、現地でしか得られない貴重な情報を地図上で一覧できる新機能で、オフラインでも投稿することが可能。同機能を利用することにより、危険な箇所やおすすめのスポットなど、さまざまな情報をほかの登山者と共有できる。
同社はYAMAPで作成した登山計画が正式な登山届としてそのまま受理される取り組みを2020年6月より長野県内の山域において開始しており、今後は他地域にも広げていくことを目指している。また、フィールドメモ機能については、今後は登山だけでなく、水害や地震など、大規模災害発生時における情報共有機能としての活用も検討する方針だ。
発表資料
https://corporate.yamap.co.jp/news/archive/2020-10-12/
YAMAP
https://yamap.com/
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