ナビタイムジャパン、道路開通と同時刻に新しい道路を地図画面へ表示可能に

ナビタイムジャパン、道路開通と同時刻に新しい道路を地図画面へ表示可能に

株式会社ナビタイムジャパンは、ナビゲーションサービスの「NAVITIME」および「カーナビタイム」の地図画面において、道路開通と同じ時刻から新しい道路を表示可能となったと発表した。

同社は新規開通道路の地図データへの反映について、高速道路の新規開通については開通した道路すべてに即日対応しており、一般国道・主要地方道・都道府県道・市町村道に対しては2016年に提供開始の地図自動更新機能により、最短で道路開通の翌日から対応している。2019年度は総計356本の新規開通道路に対応したという。

さらに今回、地図画面では、道路開通と同じ時刻から新しい道路の表示が可能になった。この措置は、道路開通に関する地道な調査や継続的な作業プロセスの改善に加えて、従来はサービス上の地図や道路データを手動で切り替えていた作業を自動化したり、対象の道路データだけを地図データに反映する仕組みを構築したりすることで実現した。

これにより、道路開通と同じタイミングでの手動更新や、膨大な地図データを扱うコストを削減することが可能となり、通信量を抑えて対象道路だけをリアルタイムに反映することが可能となった。

地図画面への同時刻反映については、まずiOS向けの「カーナビタイム」およびAndroid向け「NAVITIME」に対応し、今後は「NAVITIMEドライブサポーター」、「トラックカーナビ」、「ツーリングサポーター」などのコンシューマー向けサービスや、法人向けの「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」にて順次対応する。

発表資料
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202009/01_5290.html