東京都デジタルツイン実現プロジェクト、区部の3次元点群データを公開
東京都デジタルツイン3Dビューア
東京都は10月31日、区部の3次元点群データを東京都デジタルツイン3Dビューアに掲載するとともに、東京都オープンデータカタログサイトおよびG空間情報センターにてオープンデータとして公開した。
東京都はデジタルツインの基礎となる都内全域の3次元点群データの整備を2022年度から進めており、2023年度に多摩・島しょ地域(小笠原諸島を除く)を公開している。
今回公開したのは、建物・樹木などの地物の高さを含む地表面データ(DSM)、グリッドデータ(0.25m)および微地形表現図(赤色立体地図、0.25m)、航空レーザ用数値写真データ(オルソ画像)、等高線データなど7種類で、多摩・島しょ地域(小笠原諸島を除く)のデータと同様に公表データとしては国内最高精度だという。
東京都は今後、3D都市モデル整備や行政機関の防災対応力の向上に資するシミュレーション、道路の点検など、整備したデータを防災やまちづくりなどさまざまな分野で活用していく方針としている。
東京都デジタルツイン3Dビューア
https://3dview.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/
東京都オープンデータカタログサイト
https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t000029d0000000024
G空間情報センター
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/tokyopc-23ku-2024
発表資料
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/10/31/11.html
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