デジタルツイン構築プラットフォーム「Re:Earth」がオープンソースソフトウェアとして公開

デジタルツイン構築プラットフォーム「Re:Earth」がオープンソースソフトウェアとして公開

Re:Earth

東京大学大学院情報学環渡邉英徳研究室と株式会社ユーカリヤは、共同でWebGISプラットフォーム「Re:Earth(リアース)」を開発し、オープンソース・ソフトウェアとして公開した。

同ソフトウェアは、デジタルツインの基盤となる汎用的WebGISプラットフォーム。専門技術不要で簡単に扱うことが可能で、独自のウェブアプリケーションを公開できる。情報の作成や更新・公開設定などをエンジニアへ依頼したり、難しいプログラミングを行ったりする必要がなく、物語性のある「ストーリーテリング」タイプのビジュアライゼーションもコーディングなしに実現できる。

最先端のウェブ技術を用いたプラグインシステムが実装されており、さまざまな分析や可視化をプラグインを使って柔軟に行える。デジタルアースをベースとして、統計グラフや時系列などの表現を柔軟なウィジェット配置システムにより実現可能で、ドラッグ&ドロップ操作でウィジェットを直感的に配置できる。また、スマートフォンでの表示にも対応している。今後はAWSなど、対応する外部サービスを拡張していく予定としている。

なお、同ソフトウェアのオープンソースソフトウェア化の成果報告イベントが8月10日の19時~12時にオンラインで開催される。

「Re:Earth」公式サイト
https://community.reearth.io
成果報告イベント
https://reearth.connpass.com/event/219487/